2. ALog Cloudの概要

本章ではALog Cloudの機能や仕組みを説明します。


2.1. ALog Cloudとは

ALog Cloudは様々なITシステムのログを収集・分析・保管するクラウド型のログマネジメントサービスです。

複雑なログをわかりやすく管理することで、サイバー攻撃対策をはじめとするマルチなシーンで活用されています。

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2.2. アクセスログについて

2.2.1. アクセスログのフォーマット

ALog Cloudのアクセスログのフォーマットは以下のとおりです。

フィールド名

概要

必須項目

TimeStamp

ログの日時
フォーマットは “yyyy/mm/dd hh:mm:ss.fff”

Host

対象ホストのホスト名

SourceType

対象ホストが属するシステムのタイプ

Event

変換元のデータ

任意項目

任意名称

対象ホストの出力フォーマット欄で指定した項目

2.3. 動作環境について

本章ではALogのWebコンソールおよびALog(オンプレミス版)での「ALog Cloud連携」を利用するにあたって必要なシステム環境について説明します。

2.3.1. Webコンソール

2.3.1.1. 通信環境

ブラウザ動作マシンからインターネットアクセスが可能である必要があります。

注意

プロキシサーバーを経由する環境でインターネットアクセスをしている場合は、ALog宛の通信をプロキシサーバーで許可頂く必要があります。

2.3.1.1.1. 対応ブラウザについて
  • Google Chrome

  • Microsoft Edge

2.3.1.1.2. 使用ポートと通信方向について

ブラウザ動作マシン⇒インターネット

ポート番号

宛先

用途

TCP 443 1

*.alog.app

HTTPS (Webコンソールへのアクセス)

1

Webコンソールにアクセスするためにはこのポートが上位機器にて解放されている必要がある

2.3.2. ALog Cloud連携

2.3.2.1. 通信環境

FowarderおよびALog(オンプレミス版)からインターネットアクセスが可能である必要があります。

注意

プロキシサーバーを経由する環境でインターネットアクセスをしている場合は、ALog宛の通信をプロキシサーバーで許可して頂く必要があります。

2.3.2.1.1. 使用ポートと通信方向について

ALog(オンプレミス版)⇒インターネット

ポート番号

宛先

用途

TCP 443 2

*.alog.app

HTTPS(アクティベーション、ログアップロード)

s3.ap-northeast-1.amazonaws.com

HTTPS(ログアップロード)

s3-ap-northeast-1.amazonaws.com

HTTPS(ログアップロード)

2

クレデンシャル設定とログアップロードを実施する際に、このポートが上位機器にて解放されている必要がある