5. ALogを管理する
5.1. 管理画面とは
「管理」画面は、メニューバーの[管理]をクリックすることで表示されます。 ALogの運用、メンテナンスなど、さまざまな管理を行うことができます。
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表 5.1 管理画面のメニュー一覧 大項目
項目
説明
ステータス
ALogの各種ステータスを表示する
収集したログ量と変換したログ量、変換結果のアクセスログ件数の統計情報を表示する
システムログ
ALogユーザーの操作ログの確認、保存などを行うことができる
ALogのシステムログの確認、保存などを行うことができる
設定
対象サーバの追加、削除、編集、収集タスクの設定などを行うことができる
イベントログをアクセスログに変換する際の設定などを行うことができる
アクセスログやイベントログのバックアップ設定を行うことができる
AD情報を取得するため、ドメイン設定を行うことができる。またグループ設定も可能
過去ログインポートやデータベースのメンテナンスなど、データベースに関連する設定を行うことができる
各種レポートの設定を行うことができる
リスクスコアリングの学習に関する設定を行うことができる
WorkTimeの管理設定を行うことができる
休日・祝日を確認、追加することができる
Webコンソールのログインアカウントの設定を行うことができる
ALogの共通アカウントの設定を行うことができる
メール送信時のSMTP設定を行うことができる
レポート設定、EVAテンプレートのエクスポート、インポートを行うことができる
サービスやタスクに関わる詳細な設定を行うことができる
ALog(クラウド版)へのアクセスログを連携するための設定を行うことができる
ALog EVAのプラグインを使用している場合に、管理、更新を行うことができる
-
ALog ConVerterのバージョン情報や、サポートデータの収集を行うことができる
-
ライセンスの確認、登録を行うことができる
5.2. ステータス
【対象サーバ欄】
【マネージャーサーバ欄】
ログ変換タスクをはじめとした、マネージャーサーバ内で動作する各タスクの状態や、前回の実行結果を示します。運用時はこの画面を活用してください。右側の[タスクの操作]ボタンからは、各タスクの「手動実行/停止」と、タスクの「有効化/無効化」が出来ます。タスクを無効に切り替えた場合、自動では有効には切り替わりません。逆も同様です。切り替え時はこの点に注意してください。
【ALogタスクスケジューラー欄】
ALog独自のタスクスケジューラー機能全体を「開始/停止」させることができます。Webコンソール上にあるボタンのほか、コマンドからの指示も可能です。エージェントが実行するタスクはこのボタン/コマンドによる管理の対象外です。OS再起動後やサービス再起動後は「開始」状態となります。Webコンソールから停止する場合
実行中のタスクも停止する場合は、確認ダイアログで「実行中のタスクを停止する」にチェックをつけます。
コマンドから停止する場合
コマンド実行で停止する場合は、実行中のタスクは強制的にすべて停止します。
ヒント
ALogタスクスケジューラーのコマンドは以下のとおりです。プログラムインストール先フォルダーに移動してから実行してください。ace_host.exe schedule --mode {start|stop} --baseurl <baseurl> --loginid <Webコンソールユーザー名> --password <Webコンソールパスワード> [--timeout <設定タイムアウト秒>]コマンド実行で停止を行った場合、すべてのタスクを停止し終了したことを確認して戻り値を返します。
【システムアラート欄】
未確認の「エラー」および「警告」の情報を表示します。[確認済みにする]ボタンをクリックすると確認済みとなり、システムアラート一覧からクリアされ、ホーム画面の[未確認のシステムアラート]も0件になります。
5.2.1. 各タスクの役割とは
ALogは、役割の異なる複数のタスクを組み合わせることで柔軟に動作するようになっています。 各タスクの役割については以下のとおりです。それぞれのタスクのスケジュール設定は各設定画面にあります。
タスクそれぞれにスケジュールが設定でき、通常はスケジュール通りにタスクが動作するため、簡単に運用することができます。
No. |
タスクの種類 |
説明 |
---|---|---|
1 |
ログ収集タスク |
登録した対象サーバからイベントログを収集する処理を行う |
2 |
ログ変換タスク |
収集したイベントログをアクセスログに変換する処理を行う
出力設定画面で設定したバックアップ処理もこのタスクで行う
|
3 |
インポートタスク |
ログ変換タスク動作後、作成されたアクセスログを検索用データベースへインポートする処理を行う。インポート後、レポートで「アラート」にチェックを入れた設定に対してヒットするログがあるか確認し、ヒットがあればアラートを発行する |
4 |
レポートタスク |
レポートで「レポート」にチェックを入れた設定に対してヒットするログがあるか確認し、日次/週次/月次のレポートデータを作成する |
5 |
AD情報取得タスク |
AD連携画面で登録したドメインからAD情報を取得する |
6 |
メンテナンスタスク |
検索用データベースのメンテナンス処理を行う。レポートでファイル出力を行っていた場合の保存期間経過後のファイル削除や、内部的に使用しているファイルやフォルダー等のメンテナンスも行っているため、検索用データベースを使用しない場合もタスクは有効にする |
7 |
WorkTimeタスク |
(WorkTimeライセンス適用時に表示)
WorkTime設定完了時に有効化する。タスク実行時に勤怠データを作成する。詳しくは、「WokrTime ユーザーズガイド」を参照
|
8 |
リスク学習タスク |
リスクスコアリング機能で使用するタスク。詳しくは、「リスクスコアリング ユーザーズガイド」を参照 |
5.3. 統計情報
項目
説明
日別/月別切替
統計情報を日別表示にするか、月別表示にするか選択する
サーバ種別
統計情報を全てのサーバ種別の合計で確認したい場合は「全てのサーバ種別」、サーバ種別ごとに確認したい場合は「Windows」「NetApp」…等のサーバ種別名を選択する
サーバ選択
統計情報を全てのサーバの合計で確認したい場合は「全てのサーバ」、サーバごとに確認したい場合はそれぞれのサーバ名を選択する
CSV出力
表示している統計情報をCSV出力する
月送り/年送り
日別表示の場合には月送り、月別表示の場合には年送りとして機能する
統計情報表示エリア
日別、もしくは月別で統計情報を表示する。収集したログ量や変換したログ量の単位はGBとし、小数点第3位までの値で表示する。また、それらのイベントログを変換した結果のアクセスログ件数を表示する
ヒント
収集ログ量よりも変換ログ量が多くなることが有り得ます。 これは、収集ログ量は「0.000」と表示されているケースでも実際に変換対象となるレコードが存在した場合に、発生します。
5.4. システムログ
ユーザー操作ログ
システムログ
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![]()
画面
ログの消去
ログの保存
メール通知設定
フィルター
ユーザー操作ログ
○
○
×
○
システムログ
○
○
○
○
5.4.1. システムログを消去、保存する
「ログの消去」ボタンをクリックすると、ログが削除できます。
「ログの保存」ボタンをクリックすると、ログがCSV形式で保存できます。
5.4.2. メール通知設定
システムログをメール通知するための設定を行うことができます。
メール通知設定をしておくと、ALogでエラーなどが発生した場合に、指定した送信先のメールアドレスにメールで通知します。送信先や条件を変えて複数のメール設定を作成できます。メール通知設定をする場合は、SMTP設定 も行ってください。![]()
項目
説明
選択
編集するメール通知設定をプルダウンで選択する「新規作成」…追加のメール設定を作成する「削除」 …選択したメール通知設定を削除するメール通知
メール通知の有効、無効を指定する
件名
通知するメールのタイトルを指定する
送信元アドレス
通知するメールの送信元メールアドレスを指定する
送信先アドレス
通知するメールの送信先メールアドレスを指定する複数の送信先を指定する場合は、改行で区切って指定するイベントレベル
通知するログのレベルを指定する情報、エラー、警告が選択可能で複数選択することもできるサーバ
通知対象とするサーバを指定するカンマ(,)による複数指定が可能ID
通知対象とするIDを指定するカンマ(,)による複数指定が可能IDの前にハイフン(-)を指定すると除外指定できる
5.4.3. フィルター設定
知りたい情報が明確な場合、日付やID、ユーザーやサーバ名からログをフィルターすることができます。2つの画面では「ユーザー」でのフィルターか、「サーバ」でのフィルターかの違いがあります。
ユーザー操作ログ
システムログ
![]()
![]()
項目
説明
日付
日付を指定する
イベントレベル
表示するログのレベルを指定する情報、警告、エラーが選択可能で複数選択することもできるユーザー
ユーザー操作ログを表示するユーザー名を指定するカンマ(,)による複数指定が可能サーバ
システムログを表示するサーバ名を指定するカンマ(,)による複数指定が可能ID
ユーザー操作ログを表示するIDを指定するカンマ(,)による複数指定が可能
5.5. 対象サーバ
対象サーバの設定画面は、[管理]画面から[対象サーバ]を選択することで表示できます。
この画面では、対象サーバの追加、削除、収集タスクの設定などができます。
対象サーバの設定画面で、使用する設定項目等は以下のとおりです。
項目
説明
追加
対象サーバの追加を行う。詳細は「製品毎の対象サーバ追加手順」 を参照
削除
対象サーバの削除については、「対象サーバ一覧」で選択している対象サーバが対象になる
エージェントのアップデート
対象サーバに設置されたエージェントモジュールのアップデートを行うことができる。詳しくは「対象サーバ側のバージョンアップ(エージェント方式のみ)」を参照
収集タスクの設定
「対象サーバ一覧」で選択している対象サーバの収集タスクの有効/無効を一括で切り替えることができる
対象サーバ一覧
対象サーバの設定を一覧で表示する。サーバ欄に表示されているサーバ名をクリックする事で対象サーバの編集を行うことができる
5.6. 変換設定
変換設定の画面は、[管理]画面から[変換設定]を選択することで表示できます。
イベントログからアクセスログに変換するログ変換タスクに関して、スケジュールやフィルターなどを設定することができます。
変換設定の画面で、使用する設定項目は以下のとおりです。
大項目
項目
説明
タスク設定
─
アクセスログの変換スケジュールを設定する設定方法は「タスクのスケジュール設定」を参照フィルター設定
条件
フィルターの設定を「対象」として動作させるか、「除外」として動作させるかを選択することができる
ユーザー
アクセスログを変換する際、ユーザー名でフィルターすることができる
サーバ
アクセスログを変換する際、サーバ名でフィルターすることができる
対象
アクセスログを変換する際、対象(監査の対象となるファイルやフォルダー)でフィルターすることができる
操作
アクセスログを変換する際、操作でフィルターすることができる
詳細
アクセスログを変換する際、詳細に記載される項目でフィルターを設定することができる
置換設定
ユーザー
アクセスログを変換する際、特定のユーザー名を任意の文字列に変換することができる
サーバ
アクセスログを変換する際、特定のサーバ名を任意の文字列に変換することができる
対象
アクセスログを変換する際、特定の対象(監査の対象となるファイルやフォルダー)を任意の文字列に変換することができる
ヒント
フィルター設定と置換設定については以下のように動作します。
各項目間はOR条件となる
UIに表示されている項目順に条件のマッチングを実施する
大文字と小文字を区別しない
5.7. 出力設定
アクセスログバックアップ
イベントログバックアップ
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5.7.1. アクセスログバックアップ設定
ヒント
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表 5.3 アクセスログバックアップ設定項目 大項目
項目
説明
ファイル出力
-
バックアップの有効、無効を指定する
名称
-
設定の名称を指定する
出力先フォルダー
-
バックアップの出力先フォルダーを指定する
ネットワーク上の共有フォルダーに出力する
ネットワーク上の共有フォルダーに出力する場合、指定する
アカウント
「ネットワーク上の共有フォルダーに出力する」を選択した場合のみ、アカウントを設定する
年月別(YYYYMM)のサブフォルダーに出力する
バックアップを年月別のサブフォルダーに出力する場合、指定する
ファイル名
-
ファイル名を指定する
出力対象サーバ
-
出力の対象とするサーバ名を指定する
出力形式
-
バックアップの出力形式を指定するCSV形式(.csv) ZIP形式(.zip) 暗号化(.apf)文字コード
-
文字コードを指定する。.NET Frameworkで使用できる文字コードであれば指定可能
ヘッダー
-
出力ファイルにヘッダーを付与するかどうかを指定する
自動削除
-
バックアップの自動削除までの期間を指定する
フィルター設定
条件
フィルターの設定を「対象」として動作させるか、「除外」として動作させるかを選択できる
ユーザー
バックアップする際、ユーザー名でフィルターできる
サーバ
バックアップする際、サーバ名でフィルターできる
対象
バックアップする際、対象(監査の対象となるファイルやフォルダー)でフィルターできる
操作
バックアップする際、操作でフィルターできる
詳細
バックアップする際、詳細に記載される項目でフィルターできる
置換設定
ユーザー
バックアップする際、特定のユーザー名を任意の文字列に変換できる
サーバ
バックアップする際、特定のサーバ名を任意の文字列に変換できる
対象
バックアップする際、特定の対象(監査の対象となるファイルやフォルダー)を任意の文字列に変換できる
ヒント
フィルター設定と置換設定については以下のように動作します。
各項目間はOR条件となる
UIに表示されている項目順に条件のマッチングを実施する
注意
複数の出力設定をする場合は、「出力先フォルダー」がすべて別のフォルダーになるよう、指定してください。
注意
「ファイル名」の項目で「任意指定」を選択した場合は、「出力形式」で指定したファイル形式の拡張子を含めて、ファイル名を指定してください。 ファイル名には以下の書式を使用することが出来ます。
例 <server>:対象サーバ名、<yyyy-MM-dd>:日付
なお、サーバ名の指定でサーバ単位、MMまでの指定で月単位、ddまでの指定で日単位でファイル出力されます。
5.7.2. イベントログバックアップ設定
イベントログのバックアップ設定では、バックアップの有無、出力先フォルダーなどを設定することができます。
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表 5.4 イベントログバックアップ設定項目 項目
説明
ファイル出力
バックアップの有効、無効を指定する
名称
設定の名称を指定する
出力先フォルダー
バックアップの出力先フォルダーを指定する
ネットワーク上の共有フォルダーに出力する
ネットワーク上の共有フォルダーに出力する場合、指定する
年月別(YYYYMM)のサブフォルダーに出力する
バックアップを年月別のサブフォルダーに出力する場合、指定する
ファイル名
ファイル名を指定する
暗号化ZIPファイルとして出力
バックアップを暗号化ZIPファイルとして出力する場合、有効化し、パスワードを設定する
出力対象サーバ
出力の対象となるサーバ名を指定する
自動削除
バックアップの自動削除までの期間を指定する
注意
複数の出力設定をする場合は、「出力先フォルダー」がすべて別のフォルダーになるよう、指定してください。
注意
「ファイル名」の項目で「任意指定」を選択した場合は、拡張子を”除いた”ファイル名を指定してください。(拡張子を指定することはできません) ファイル名には以下の書式を使用することが出来ます。
例 <server>:対象サーバ名、<yyyy-MM-dd>:日付
注意
暗号化ZIPファイルとして出力する場合、パスワードは1文字-32文字の半角英数記号で指定してください。設定したパスワードを忘れないようにしてください。暗号化ZIPファイルの状態では、ALogで再変換することはできません。
5.8. AD連携
AD連携画面は、[管理]画面から[AD連携]を選択することで表示できます。
5.8.1. AD連携とは
ALogでは、AD情報取得タスクによってドメインからユーザー情報を取得し、それらの情報を各タスクやWebコンソールで利用します。
表 5.5 AD連携で取得した情報の利用シーン 機能
用途
ドメイン設定 1
グループ設定 1
ログ変換タスク(Windows/PowerScale)
変換時「ユーザー名」欄の名前の決定処理に使用※変換に必要な理由は「AD連携設定」参照○
─
検索
氏名やグループ名をフィルター条件にして検索ができる
○
○
レポート
氏名やグループ名をフィルター条件にしてレポートが作成できる
○
○
リスクスコアリング
リスクスコアの表示において、ユーザー名をADから取得した氏名で表示するグループ情報はユーザー結果画面に表示される○
△
WorkTime
勤怠情報の表示において、ユーザー名をADから取得した氏名で表示するグループ設定によって部署ごとに勤怠表を管理できる○
○
5.8.2. タスク設定
AD情報取得タスクのスケジュール設定を行います。初期値は1日1回に設定されています。タスクの設定を変更する場合は「タスクのスケジュール設定」を参照してください。
5.8.3. ドメイン設定
AD情報取得タスクを実行すると、本「ドメイン設定」で登録したドメインに対して情報取得を行います。
ドメイン設定は「追加」ボタンをクリックして追加できます。ドメイン名とドメインコントローラー名の入力欄がありますが、どちらか一方を入力することで動作します。「接続テスト」を行い、テストが成功することを確認してください。
ヒント
接続テストに失敗する場合、ドメインとの時刻ずれが原因の可能性があります。 ドメインとマネージャーサーバ間の時刻について確認してください。
[マネージャーサーバがドメイン参加している場合は]
[マネージャーサーバが参加しているドメイン以外からも情報を取得したい場合は]
5.8.4. グループ設定
5.8.4.1. グループ設定の追加
[追加]ボタンからグループを追加します。 ALog上で使用する名前や、ADから取得したユーザー情報の中のうち、どの情報でグループを作成したいかを指定します。
どのAD情報を利用したいか
ALog上のグループ設定
ADのOU構成を利用してグループを作りたい(例:会社で部署をOUで管理している場合) 利用するグループ情報:「LDAPのOUを利用」を選択検索する値:OUの階層も含めてDN表記で入力する ADの「部署」属性を利用してグループを作りたい(例:会社で部署をADの部署属性で管理している場合) 利用するグループ情報:「ADの部署属性を利用」を選択検索する値:部署欄の名前を入力する
[LDAPのOUを利用]
(OUの階層構造がわからない場合)
AD情報取得タスクを1回実行したあとコマンドプロンプトから以下のコマンドを実行してください。プログラムインストール先フォルダーから実行します。ace_host.exe auditusers --baseurl <baseurl> --loginid <Webコンソールユーザー名> --password <Webコンソールパスワード> > userlist.csvコマンド実行により出力されるCSV内の「distinguishedName」欄を参考にして「検索する値」を指定してください。
[ADの部署属性を利用]
5.9. データベース
データベースの設定画面は、[管理]画面から[データベース]を選択することで表示できます。 この画面では、過去のログのインポートや、データベース内のデータの削除設定などができます。
5.9.1. 過去ログインポート
バックアップとして保管されている過去のアクセスログをALogのデータベースにインポートするための機能です。
インポートしたいデータを[参照]ボタンから選択し、[OK]をクリックする
選択されたフォルダー/ファイルが正しいかを確認し、[OK]をクリックする
過去ログインポート画面では、インポートモードや削除設定を確認し、[インポート実行]をクリックする
注意
「インポートしたファイルを削除する」にチェックをつけた場合はデータが削除されます。 削除されたファイルは復元できません。 チェックをつける場合は、アクセスログの原本が別にあることを確認してください。
注意
「高速インポートモード」にチェックをつけても高速化できない場合があります。 データベース再構築のように1からインポートする場合には高速化するため、本機能の利用を推奨します。
注意
「過去ログインポートとインポートタスク」、「過去ログインポートとメンテナンスタスク」の組み合わせにおいて、同時実行はできません。 過去ログインポートが長時間に及ぶ場合、インポートタスクやメンテナンスタスクのスケジュールは一時的に「無効化」しておくことを推奨します。 「無効化」設定はステータス画面から実施できます。
5.9.2. 自動メンテナンス
データベースの自動メンテナンスの設定を行います。
自動メンテナンス設定の設定項目は以下のとおりです。
大項目
項目
説明
自動削除
アクセスログ
アクセスログを自動削除するまでの期間を指定する
レポートデータ
レポートデータを自動削除するまでの期間を指定する
システムログ
システムログを自動削除するまでの期間を指定する
WorkTime
(WorkTimeライセンス適用時に表示)WorkTime用DBのデータ保持期間を指定する。詳しくは「勤怠データの保持期間の設定」を参照リスクスコアリング
リスクスコアリング用DBのデータ保持期間を指定するリスクスコアリング機能を使用する場合に設定する。詳しくは「リスクスコアリング結果の保持期間」を参照メンテナンスタスク
有効/無効
メンテナンスタスクの有効、無効を指定する
スケジュール
メンテナンスタスクのスケジュールを指定する
ヒント
自動メンテナンスの実施により、アプリケーションフォルダー内の一定期間経過して不要になったデータも削除しています。 基本的に「有効」にして運用してください。
5.9.3. 手動メンテナンス
アクセスログデータを指定の条件で削除したり、データベース自体を初期化することができます。 希望する削除方法を選択し[実行]をクリックすることで、データベースから削除されます。
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項目
説明
全てのアクセスログデータを削除
すべての期間のアクセスログデータを削除する
以下の範囲のアクセスログデータを削除
「サーバ指定 + 期間指定」…特定のサーバの特定の期間のアクセスログデータを削除する「期間指定のみ」…すべてのサーバにおいて指定した期間のアクセスログデータを削除するデータベース初期化
データベースを初期化するデータベース内のすべてのデータ(アクセスログデータ、レポート結果等)がクリアされるヒント
「データベース初期化」後に過去のログを復元したい場合は、初期化後、「過去ログインポート」よりバックアップされているアクセスログのインポートを行ってください。アクセスログのバックアップ先は出力設定画面から確認できます。「インポートしたファイルを削除する」にチェックを入れる際は、アクセスログの原本が別にあることを確認してください。
5.10. レポート
レポート設定の画面は、[管理]画面から[レポート]を選択することで表示できます。
ヒント
5.11. リスクスコアリング
リスクスコアリング機能の管理画面です。
詳しくは、「リスクスコアリングを使う」を参照してください。
5.12. WorkTime
詳しくは、「WorkTimeを使う」を参照してください。
5.13. 休日・祝日設定
項目
説明
登録
休日、祝日の設定を新規登録する。詳細は「休日・祝日設定」を参照
削除
選択している休日、祝日設定を削除する
休日・祝日設定一覧
登録されている休日、祝日設定を表示する
5.13.1. 休日・祝日設定
項目 |
説明 |
---|---|
名称 |
休日・祝日設定の名称を指定する |
「年」の指定 |
休日・祝日設定を適用する「年」を通年または適用範囲で指定する |
「日」の指定 |
「日」を指定する
「日付固定」:特定の1日を指定する
「日付範囲」:特定の範囲を指定する
「日付変動」:変動する休日を指定する
(例:7月第3月曜日(海の日))
また、振替休日を有効にする場合は、「振替休日を適用」を指定する
|
5.14. ログインアカウント
ユーザー管理画面で、使用する項目は以下のとおりです。
項目
説明
新規登録
ユーザーを新規登録する。詳細は「ログインアカウント[新規]」を参照
インポート
エクスポートしたユーザー情報をインポートすることで一括登録する
エクスポート
ユーザー情報をファイルに保存する
削除
チェックしたアカウントを削除する
ユーザー一覧
登録したログインアカウントを一覧で表示するユーザーIDをクリックすることで、対象ユーザーの設定を編集できる
5.14.1. ログインアカウント[新規]
項目
説明
ユーザーID
任意のユーザーIDを指定する- 「新規登録」時のみ入力可能- LDAP認証を使用する場合は、ディレクトリサービスに登録されているユーザーアカウント(saMAccountName属性)を指定する- グループアカウントも設定できる。詳細は「グループアカウントの登録方法」を参照名前
任意の名前を指定する
認証方式
認証方式を指定する- 選択肢は「アプリケーション認証」もしくは「登録済みのLDAP認証」- LDAPの登録方法は[LDAP設定]から行う。詳細は「LDAP設定情報管理」を参照パスワード
ユーザーのパスワードを指定する。LDAP認証を選択した場合は入力不要
新しいパスワードの確認
ユーザーのパスワードを再度指定する。LDAP認証を選択した場合は入力不要
権限
ユーザーへの権限を指定する。複数指定することも可能- 管理者:すべての操作が可能- 管理設定更新・参照権限:[管理]画面における各種操作が可能- レポート更新権限:レポートの作成、参照が可能- レポート参照権限:レポートの参照が可能- ログ検索参照権限:ログ検索が可能- WorkTime参照権限:WorkTime勤怠データの参照が可能検索可能範囲
ユーザーが[ログ検索]画面で検索できる範囲を指定するここで指定したサーバ、対象パスの範囲内の操作が可能
5.14.2. LDAP設定情報管理
LDAPの設定情報は、LDAP設定情報管理で管理することができます。
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項目
説明
LDAP設定情報管理表示エリア
LDAP設定の情報を表示するIDをクリックする事で、対象のLDAP設定を編集することができる新規登録
LDAP設定を新規に登録することができる。詳細は「LDAP設定登録」を参照
削除
削除したい設定にチェックを入れ、[削除]ボタンをクリックして削除する
5.14.3. LDAP設定登録
項目
説明
ID
任意のIDを指定する。「新規登録」時のみ入力することができる
名前
任意の名前を指定する
認証サーバ
LDAPの認証サーバ名を指定する
ポート番号
認証サーバのポート番号を指定する
接続アカウント
LDAP情報を取得するためのアカウントを指定する- 未入力の場合、サービス実行アカウントを使用してLDAP情報を取得する- 未入力のままではLDAP認証できない場合に、本設定を指定する- 指定する場合、ユーザー欄には「ドメイン\ユーザー」もしくは「ユーザー@ドメイン」の形式で入力するLDAPS
LDAPSを使用する場合はチェックを入れる
検索範囲
検索を許可するLDAPディレクトリツリーの範囲を指定する
認証テスト
ユーザーとパスワードを入力して「テスト」ボタンをクリックすると、入力したLDAP設定で正しく認証を行えるかのテストをすることができる(認証テスト内のユーザー、パスワードの入力値はテストのみに使用され、保存されない)ユーザー名欄は、ユーザーアカウント名のみ入力する。ドメイン名の入力は不要
LDAP設定例です。
項目
設定例
ID
Amiya
名前
網屋
認証サーバ
DC01
ポート番号
389
接続アカウント
ユーザー:amiya.co.jp\AD00001 もしくはAD00001@amiya.co.jpパスワード:XXXXXXLDAPS
チェックしない
検索範囲
CN=Users,DC=amiya,DC=co,DC=jp
ヒント
接続アカウント欄の指定が必要な主なケースは、マネージャーサーバが所属するドメインとは異なるドメインコントローラーをLDAP認証サーバとして指定する場合や、Active Directory 以外のLDAP認証サーバを指定する場合です。
5.14.4. グループアカウントの登録方法
Active Directoryに設定されたグループアカウントを利用してALogのWebコンソールを利用するログインアカウントをまとめることができます。
グループアカウントを登録すると、グループに所属するユーザーであればALogのWebコンソールにログインできるようになります。
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項目
説明
ユーザーID
Active Directoryに登録されているグループアカウント(saMAccountName属性)を指定する
名前
グループの名前を指定するWebコンソール上の表示名として使用されるため分かりやすい任意の名前を指定する認証方式
グループ認証
「認証方式」欄でLDAP設定を選択した場合に表示される「グループ認証」にチェックを入れる権限
グループに所属するユーザーに対しての権限を指定する
検索可能範囲
ユーザーが[ログ検索]画面で検索できる範囲を指定するここで指定したサーバ、対象パスの範囲内の操作が可能ヒント
グループは複数登録が可能です。 複数のグループに所属しているユーザーアカウントでALogにログインした場合、「権限」「検索可能範囲」はALogに登録されているそれぞれのグループの設定を和集合して動作します。
(例)
ユーザーXはグループAとグループBに所属している
グループAのログインアカウント設定:「レポート更新権限(レポート参照権限)」、「ServerAしか検索できない」
グループBのログインアカウント設定:「ログ検索参照権限」、「ServerBしか検索できない」
⇒この場合、ユーザーXでALogのWebコンソールにログインすると、「レポート更新権限(レポート参照権限)+ログ検索参照権限」の権限で動作し、「ServerAとServerB」を検索することができるようになります。
5.15. 共通アカウント
共通アカウントの設定画面は、[管理]画面から[共通アカウント]を選択することで表示できます。
この画面では、ALog共通で使用するユーザーアカウントやパスワードの変更ができます。
5.16. SMTP設定
使用するSMTPサーバの指定で、設定する項目は以下のとおりです。
大項目
項目
説明
SMTPサーバ
-
SMTPサーバ名を指定する
ポート番号
-
SMTPサーバに接続する際、使用するポート番号を指定する
暗号化方式
-
SMTPサーバの暗号化方式を指定する「Plain」(暗号化しない)、「STARTTLS」、「SMTP over SSL」SMTP認証
SMTP認証
SMTP認証を使用する場合、チェックを入れる
ユーザー
SMTP認証時のユーザー名を指定する
パスワード
SMTP認証時のパスワードを指定する
認証方式
SMTP認証時の認証方式を指定する「Auto」(自動選択)、「PLAIN」、「DIGEST-MD5」、「CRAM-MD5」、「LOGIN」、「NTLM」、「GSSAPI」、「OAuth 2.0」
5.16.1. Microsoft Exchange OnlineのSMTPサーバを利用する
SMTP設定画面で認証方式を「OAuth 2.0」にする
Microsoft Exchange OnlineのAPI利用を承認する(手順は後述)
ヒント
Microsoft Exchange OnlineのSMTPサーバを利用するためには、OAuth 2.0の認可フローに則ってMicrosoft Exchange OnlineのAPI利用をユーザーが承認する必要があります。
5.16.1.1. Microsoft Exchange OnlineのAPI利用を承認する手順
マネージャーサーバにて、管理者権限でコマンドプロンプトを起動する
以下のコマンドを実行し、ALogのプログラムインストール先フォルダーに移動する
例:「D:\ALog」がプログラムインストール先フォルダーの場合
>cd /d D:\ALog
以下のサブコマンドを実行する
>ace_host.exe mseoauth -u <ALog WebコンソールのURL> -l <ALogユーザーID> -p <ALogユーザーパスワード>
例: >ace_host.exe mseoauth -u "http://127.0.0.1:80" -l "admin" -p "alog"
パラメータ
説明
-u, --baseurl
ALog WebコンソールのURL
-l, --loginid
ALogユーザーのID※管理設定更新・参照権限が必要-p, --password
ALogユーザーのパスワード
-t, --httptimeout
ALog Webコンソールログインのタイムアウト秒数省略可能※デフォルトでは3600秒サブコマンド実行により自動的にブラウザが起動するため、画面の指示に従って承認する
何も表示されない画面に遷移するため、URL欄を全てコピーする
手順3のコマンドプロンプトに戻り、URLをペーストして実行する
5.17. 設定のインポート/エクスポート
5.17.1. エクスポート
ALog内で設定した情報をエクスポートすることが出来ます。
エクスポートしたい設定にチェックをつけ、[エクスポート]ボタンをクリックすると、XMLファイルが作成されます。
5.17.2. インポート
エクスポートしたXMLを使用して設定情報をインポートすることができます。
5.18. 詳細設定
詳細設定の画面は、[管理]画面から[詳細設定]を選択することで表示できます。この画面では、各種パラメータの詳細設定を行います。
注意
変更を誤った場合、ALogサービスが起動しない等の影響が出る可能性があります。 注意して変更してください。
5.18.1. Webコンソール設定
Webコンソールに関する設定を変更できます。
項目
説明
初期値
Webコンソール設定
WebコンソールにアクセスするためのURLを変更できる
http://*:<ポート番号>
5.18.2. タスク共通設定
すべてのタスクに関する設定値を変更できます。
項目
説明
初期値
ディスク空き容量監視(しきい値を下回ったときに通知)
「エージェントで実行されるタスク」以外のすべてのタスクで空き容量チェックに使用するしきい値。「警告のしきい値 (MB)」「エラーのしきい値 (MB)」 警告:10240エラー:2048ディスク使用量監視(しきい値を上回ったときに通知)
対象サーバの種別がfor Oracle かつ OS が LinuxもしくはASMディスクの場合に、ログ収集タスクで使用量チェックに用いるしきい値。「警告のしきい値 (MB)」「エラーのしきい値 (MB)」 警告:102400エラー:204800ヒント
ALogは対象サーバ/マネージャーサーバ共に、処理を行う各タイミングで使用するディスクに対して容量チェックを行いながら動作しています。 ディスクフルが発生しないよう、警告が発生した場合は早めに容量不足を解消してください。
5.18.3. 詳細グループ設定
ALog EVAのマッピング設定によって追加された「詳細キー」をグループ化する機能があります。 別々の詳細キーとして存在しているものを横串検索したい場合は、「詳細グループ設定」機能を使用してください。
なお、この設定は、対象サーバの登録が完了した後に実施してください。
5.18.3.1. 詳細グループ 設定方法
[管理]-[詳細設定]画面の「詳細グループ設定」を表示する
詳細グループ一覧の[+]ボタンをクリックして、入力ボックスを開く。「詳細グループ名」に任意のグループ名を入力する
「詳細キーリスト」の[+]ボタンをクリックして、「詳細キー」欄を表示し、グループ化したい詳細キーを選択する。指定したら[OK]ボタンをクリックして保存する
5.18.3.2. 詳細グループ 使用方法
また、「表示項目」でも詳細グループを選択することができます。
5.18.4. 詳細キータイプ設定
ALog EVAのマッピング設定によって追加された「詳細キー」は、「文字列型」として扱われます。 しかし、マッピングした結果によっては、数値や日時等が入ることもあり、文字列型以外の型で検索したいケースも発生します。 別のタイプで検索したい場合、「詳細キータイプ設定」を使用してください。
なお、本機能を使用する場合、対象サーバの登録完了後、インポートタスクが動作する前に設定を有効化してください。
注意
ALog EVAのライセンスを適用していない状態では、本機能は有効化できません。
注意
本機能は、有効化設定後にインポートされたデータに対して効果があります。 有効化する前にインポートされたデータに対して適用したい場合、改めて過去ログインポートを行ってください。
注意
本機能を有効化すると、インポート速度は低下します。必要でない場合は有効化しないでください。
5.18.4.1. 詳細キータイプ 設定方法
5.18.4.1.1. タイプの解説
数値タイプ
数値として検索したい場合にチェックを入れます。指定した詳細キーに割り当てられた値を数値の範囲で検索できます。数値として認識できない値は検索にヒットしません。小数にも利用可能ですが、検索条件は整数の範囲しか指定できません。その場合、小数部を切り捨てた整数として検索されます。(例)
「5.5」は、「6 以上」という条件にはヒットしないが、「5 以下」という条件にはヒットする
「-1.5」は、「-2 以下」という条件にはヒットしないが、「-1 以上」という条件にはヒットする
時刻タイプ
時刻として検索したい場合にチェックを入れます。指定した詳細キーに割り当てられた値を時刻の範囲で検索できます。時刻として認識できない値は検索にヒットしません。日付が混じった形式でも、時刻の部分だけ認識することが可能です。(時刻として認識できるフォーマット例)
01:02:03
01:02:03 PM
01:02:03 PM
2019/01/02 03:04:05
2019-01-02 03:04:05
2019-01-02T03:04:05
2019/1/2 1:2:3
2019-1-2 1:23:45 PM
日付タイプ
日付として検索したい場合にチェックを入れます。指定した詳細キーに割り当てられた値を日付の範囲で検索できます。日付として認識できない値は検索にヒットしません。時刻が混じった形式でも、日付の部分だけ認識することが可能です。(日付として認識できるフォーマットの例)
2019/01/02
2019-01-02
2019/01/02 03:04:05
2019-01-02 03:04:05 PM
2019-01-02T03:04:05
2019/1/2
2019-1-2
2019/1/2 3:4:5
2019-1-2T03:04:05
5.18.4.2. 詳細キータイプ 使用方法
検索/レポート画面共に、「フィルター追加」で該当の詳細キーを選択し[追加]ボタンをクリックすると、「タイプ選択」画面が表示されます。 「タイプ選択」画面には、「詳細キータイプ設定」画面での選択内容により、「文字列」「数値」「時刻」「日付」の選択肢が表示されます。 検索したいタイプを選択して[OK]ボタンを押すと、タイプに合わせたフィルターが画面に追加されます。
5.19. プラグイン
5.19.1. プラグインの再読み込み手順
事前にプラグイン画面でプラグインのバージョンを確認する
ALog EVAに関連する収集タスク、変換タスクが動作していないことを確認する、または無効化する
ALog EVAのログ収集タスク/ログ変換タスク実行中は再読み込みできません
下記のフォルダー配下にある既存のプラグインzipファイルを別フォルダーに移動する
アプリケーションデータ用フォルダー配下のプラグイン用フォルダー(例 X:\ALogData\evaPlugin)
同じプラグインの差し替え版zipを手順3のフォルダーに配置する
「再読み込み」ボタンをクリックする。再読み込みできたか確認する
再読み込みによりプラグインzipファイルの解凍と展開が行われる
再読み込み実行後、完了のメッセージが出ることを確認
バージョンが更新されることを確認
タスク設定を無効化していた場合は有効化する
ヒント
収集対象のファイルのマッピング設定やテンプレートの定義も更新されます。
5.20. ALog Cloud連携
5.21. ヘルプ
5.21.1. サポート情報を確認する
この画面では、ALogのバージョンや、ALogシリーズサポートセンターの情報の確認、サポートデータの収集、ドキュメントへのリンクを確認できます。
5.21.2. サポートデータを作成する
5.21.3. サポートポリシーを確認する
5.22. ライセンスの確認と登録
5.22.1. ライセンス登録/更新
[ライセンス登録/更新]ボタンをクリックするとライセンスキー入力画面が表示されます。 この画面からライセンスキーの登録や更新できます。
5.22.2. ライセンス登録(評価版ライセンス入力時)
評価版のライセンスキーを入力した場合、評価で使用する製品を選択する必要があります。
5.22.3. ライセンスの使用状況の確認
登録したライセンスの期限や保有数、消費数は本ライセンス画面で常に確認できます。
5.23. タスクのスケジュール設定
タスクの設定項目は以下のとおりです。
大項目
項目
説明
有効/無効
-
「有効」にした場合、設定したスケジュールに合わせてタスクを動作させる「無効」にした場合、設定したスケジュールに関わらず動作しないタスクスケジュール
追加
[追加]ボタンを押すと、「タスクスケジュール」の選択肢が追加される
プルダウン
追加されたスケジュール設定をプルダウンで選択しながら細かなスケジュールを設定する
削除
不要なスケジュール設定をプルダウンで選択して[削除]ボタンをクリックすると削除する
スケジュールタイプ
-
タスクスケジュール1つごとにスケジュールタイプを設定する[繰り返し/日単位/週単位/月単位/1回のみ]から選択できる選択するスケジュールタイプにより、開始時間、間隔、停止時刻等の設定可能項目が変わる
表 5.6 設定例 No.
要望
スケジュール設定方法
1
1時間ごとに繰り返しタスク実行したい
スケジュールタイプは「繰り返し」、開始時刻を「0:00」、間隔を「1時間」に設定する
2
1日1回のみタスク実行したい
スケジュールタイプは「日単位」、開始時刻を「0:00」、間隔を「1日1回」に設定する
3
毎時0~14分はタスク実行を避け、残りの45分間10分おきにタスク実行したい
スケジュールタイプは「日単位」、開始時刻を「0:15」、間隔を「10分」に設定するこの場合15分、25分、35分、45分、55分の5回が実行され、05分は実行されない4
30分ごとに繰り返しタスク実行したいが、毎日夜間の3:00~4:00はバックアップ時刻のためタスクを実行させたくない
スケジュール設定を2つ作成する<1つ目の設定>スケジュールタイプは「日単位」、開始時刻を「0:00」、間隔を「30分」、停止時刻を「3:00」に設定する<2つ目の設定>スケジュールタイプは「日単位」、開始時刻を「4:00」、間隔を「30分」に設定する5
月~土曜日は1時間ごとに繰り返しタスク実行したいが、日曜日はサーバメンテナンスのため2:00~3:00までタスクを実行させたくない
スケジュール設定を3つ作成する<1つ目の設定>スケジュールタイプは「週単位」、開始時刻を「0:00」、間隔を「1時間」、タスクスケジュール(週単位)を「月~土」に設定する<2つ目の設定>スケジュールタイプは「週単位」、開始時刻を「0:00」、間隔を「1時間」、停止時刻を「2:00」、タスクスケジュール(週単位)を「日」のみに設定する<3つ目の設定>スケジュールタイプは「週単位」、開始時刻を「3:00」、間隔を「1時間」、タスクスケジュール(週単位)を「日」のみに設定する
<上記例5の解説>
ヒント
「0:30、1:30、2:30、・・・23:30」に実行される
「0:30、1:00、1:30、2:00・・・」とはならない点に注意が必要
2.のように実行したい場合、0:00開始の30分間隔指定が必要であり、0:00開始を避けたい場合は「1日1回 開始時刻0:30」と「1:00時開始 30分間隔」の2つの設定を組み合わせる必要があります。
5.23.1. 「停止時刻」の解説
停止時刻は、スケジュールタイプで「日単位/週単位/月単位」を選択し、間隔を「時間/分」と選択した場合に設定できます。タスクを起動したくない時間がある場合に指定します。日単位で動作するため、指定した時刻を迎えると、その日はその時刻以降のタスクを起動しません。同日に再開させたい場合は別の「タスクスケジュール」を追加し、開始時刻を適切に設定してください。「停止時刻」は起動させない時間の指定であり、実行中のタスクを強制的に停止させません。そのため、停止時刻以降もタスクが実行中の可能性がありますので、タスクの終了する時刻を考慮して設定してください。同一時刻にタスクの起動と停止が被っている場合、停止が有効になります。注意
「インポートタスクとメンテナンスタスク」の組み合わせにおいて、同時実行できないタイミングがあります。 この場合、先に実行された処理が優先されます。 スキップされた処理は次回のタスク実行時に行われます。
5.24. ALogのバージョンアップ
バージョンアップは各タスクが実行中でないタイミングで実施してください。
5.24.1. ライセンスキーの更新
保守契約の期限が終了したライセンスキーでバージョンアップを行うと、バージョンアップ以降ログの変換が行われなくなります。
更新手続きによりライセンスキーが届いた場合、ライセンスキーは最新のものに変更してください。 ライセンスは以下の手順で簡単に更新できます。
Webコンソールの「管理」をクリックし、ページ左側のメニューの[ライセンス]をクリックする
[ライセンス登録/更新]ボタンをクリックし、最新のライセンスキーを登録する
5.24.2. マネージャーサーバ側のバージョンアップ
マネージャーサーバ側のバージョンアップ手順を説明します。 バージョンアップを実行する際は、管理者権限を持っているアカウントでマネージャーサーバにログオンしてください。
ALogのセットアッププログラムを実行すると言語選択画面が表示されるので、現在使用している言語を選択し、[OK]ボタンをクリックする
※現在使用している言語と異なる言語を選択した場合は、選択した言語で上書きされる
セットアップウィザード開始画面が表示される。[次へ]ボタンをクリックする
使用許諾契約書が表示される。内容を確認し、[同意する]を選択して[次へ]ボタンをクリックする
既にインストールされているプログラムのインストール先フォルダーが表示されるため確認し、[インストール]ボタンをクリックしてインストールを実行する
インストールが完了したら[完了]ボタンをクリックしてセットアップウィザードを終了する
デスクトップ上のショートカットアイコンをクリックするか、Webブラウザを起動して以下のURLを入力し、Webコンソールにアクセスしてログイン出来ることを確認する
http://<マネージャーサーバのコンピューター名またはIPアドレス>:<指定したポート番号>/Login
5.24.3. 対象サーバ側のバージョンアップ(エージェント方式のみ)
対象サーバ側のバージョンアップ手順を説明します。 本手順は対象サーバをエージェント方式で登録している場合のみ実施してください。
注意
バージョンアップの際、収集タスクが実行されているとタスクを停止してバージョンアップを行います。
Webコンソールの[管理]をクリックし、ページ左側のメニューの[対象サーバ]をクリックする
対象サーバ画面の上部にアップデートを促すメッセージが表示されているかを確認する
メッセージが表示されている場合、対象サーバの一覧からアップデートが必要な対象サーバを確認し、チェックをつける
ヒント
エージェントレスの対象サーバにチェックをつけても、アップデート処理ではアップデート不要の対象サーバを無視して実行するため問題ありません。
[エージェントのアップデート]ボタンをクリックする
アップデートが完了すると「更新しました」と表示されるので確認する