抱えていた課題
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劇場に業務用Wi-Fi環境がなく、業務端末の利用場所や作業内容が限られていた
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少人数で全劇場のITインフラを運用しており、機器の管理負担が大きかった
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拠点数が多いため、コスト面も導入のハードルとなっていた
導入の効果
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業務用Wi-Fi環境の整備により、場所を問わない端末活用と作業効率の向上
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クラウドで全拠点の機器を一元管理できるようになり、運用負荷を軽減
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低イニシャルコスト+ライセンスフリーで、全国72劇場へのWi-Fi導入を実現
全国70を超える映画館を運営し、来場者数で日本トップシェアを誇るTOHOシネマズ株式会社。同社は「GOOD MEMORIES」を企業理念に掲げ、映画を通じて人々に感動と興奮、そして心に残るひとときを届け続けている。
こうした映画体験を最前線で支えるスタッフの業務環境をより快適にするため、全劇場にUbiquitiのネットワーク機器を導入。各劇場に安定したWi-Fi環境を整備するとともに、業務効率の向上とネットワーク機器の一元管理を実現した。
今回は、劇場のITシステム全般を担当するITインフラ室の皆様に、導入の経緯や選定の理由、導入後の効果についてお話を伺った。
検討の背景:有線LAN中心の業務環境に限界。Wi-Fi化の検討を開始
TOHOシネマズの劇場では、業務用のネットワークを長らく有線LANで運用してきた。そのため、劇場スタッフが使用する業務端末は、事務所等に設置されたデスクトップPCが中心。業務のデジタル化が進む一方、端末を利用できる場所が限られ、業務の幅を狭める要因となっていたという。
また、有線LANは、劇場内で使用する機器の運用や保守にも負担をもたらしていた。その一例が、入場口で使用するモバイルチケット認証機の配線トラブルだった。
内山様
劇場の入り口は多くのお客様が通るため、カーペット下に敷設したLANケーブルが踏まれて、どうしても断線してしまいます。切れるたびに敷設し直すことを繰り返していたので、Wi-Fi化できれば根本的に解決できると考えていました。
こうした業務端末の利用場所・用途に関する制約と、有線配線に伴う運用負担を解消し、劇場内のさまざまな場所で端末を業務に活用できる環境を整えるため、ITインフラ室は全劇場へのWi-Fi導入を検討し始めた。
選定理由:デザイン・コスト・管理性——三拍子揃ったUbiquiti。網屋の支援体制も決め手に
Ubiquiti製品を選んだ理由
Ubiquitiを本格的に検討するきっかけとなったのは、ネットワーク関連の展示会だった。
菊池様
もともと、別件で10G対応のL2スイッチを探していた際に、WebでUbiquitiを知りました。実際に展示会のブースでアクセスポイントの実機を見たとき、その洗練されたデザインに惹かれました。
内山様
劇場内に設置する機器は、デザインについてもかなり厳しく見られます。その点、Ubiquitiは他メーカーの製品と比べてもスタイリッシュで、好印象でした。
一方、全国72劇場への展開を実現するうえで、特に重視されたのが導入コストだった。拠点数が多いため、機器のイニシャルコストに加え、継続的に発生するランニングコストも、製品選定を左右する重要な要素となったという。
小坂様
劇場は広く、1拠点ごとに必要なアクセスポイントの数も多いです。本社では別メーカーのWi-Fiを利用していますが、同じ費用水準では全劇場への展開は難しいと感じていました。そんな中、Ubiquitiは比較的導入しやすい価格帯だったため、全劇場へのWi-Fi導入が現実的なものとなりました
菊池様
アクセスポイント1台あたりの価格だけでなく、ランニングコストも重視していました。他社製品では月額のライセンス費用が大きな負担になりますが、Ubiquitiはライセンスフリー。クラウド管理にも追加のライセンス費用がかからない点は、大きな評価ポイントでした。
さらに、複数拠点の運用を支える管理性の高さも評価された。
菊池様
クラウドとオンプレミスの両方で利用できる点にも魅力を感じました。仮にコントローラーに障害が発生しても、各拠点のアクセスポイントは稼働を続けるため、耐障害性の面でも安心感があります。用途ごとにSSIDとVLANを設定してネットワークを論理的に分離し、その設定をクラウドコンソールから各拠点へまとめて反映できます。セキュリティを考慮したネットワーク設定を一元管理できる点も、業務で利用するうえで心強いと感じました。
こうした評価を踏まえ、UbiquitiのUniFiシリーズを採用。各劇場へのルータ・スイッチ・アクセスポイントの導入が決定した。
導入した製品
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ルータ:Dream Machine Special Edition
100台以上のUniFiデバイス/1,000台以上のクライアントに対応し、3.5GbpsのIPSルーティングとPoEスイッチ機能を内蔵した、10G対応のCloud Gateway。
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スイッチ:Pro MAX 24 PoE
Etherlighting™を搭載し、高出力のPoE++給電に対応した、24ポートのレイヤー3スイッチ。
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アクセスポイント:U6 Pro
6ストリーム対応で、大規模オフィス向けに設計された、天井設置型Wi-Fi6アクセスポイント。
網屋を選んだ理由
製品の選定と並行して、導入・展開を支える代理店選びも重要な検討事項となった。単に機器を調達できるだけでなく、法人取引としての対応に加え、導入時の技術支援や導入後の保守まで任せられる体制が求められた。
そこで、Ubiquitiの日本正規代理店として選ばれたのが網屋だった。
菊池様
Ubiquitiから紹介を受け、網屋さんのホームページを見たときに、『ここなら安心して任せられる』と直感しました。セキュリティ専門会社としての規模や実績に加え、メーカー保守とは別に、網屋さん独自の保守体制も提案いただけたことが、選定の大きな後押しとなりました。
網屋だからできる!
オールインワンの導入支援
長年のインフラ設計・構築の知見をもとに、お客様のネットワーク環境に応じて、事前調査から設計・構築、設置工事まで、導入工程を一貫して支援します。
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機器設置場所提案
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無線事前サーベイ
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ネットワーク設計
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機器キッティング
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認証サーバ構築
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管理用コントローラ環境構築
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機器設置工事
安心のビジネス向け保守サポート
国内では唯一の保守サポート体制を整備。ハードウェアの故障対応やテクニカルサポートなど、NW機器に欠かせない保守サービスを提供します。
UniFi Full Stack Professional (UFSP)
UniFiプラットフォームの構築知識に特化した認定
Unifi Wireless Admin (UWA)
UniFi WLANを設計/管理に特化した認定
メーカー認定技術者を20名超配備
実際の導入においても、網屋は機器のキッティングから設定支援、トラブル時の現地対応まで幅広くサポート。全国72劇場への展開を支える体制も、選定時の期待を裏付けるものとなった。
内山様
機器は事前にキッティングした状態で納品いただいたため、劇場では電源を入れるだけで利用を開始でき、設置作業も想定していたよりスムーズでした。 また、認証の設定でつまずいた際も、こちらの要望を丁寧に確認しながら、何度もやり取りを重ねて対応いただきました。問い合わせへの回答も迅速で、必要な際にはすぐに現地へ来ていただけたので、とても心強かったです。
導入後の効果:場所にとらわれない働き方を実現。現場と管理、双方の業務を効率化
全劇場へのWi-Fi導入により、ノートPCやiPadを劇場内のさまざまな場所で利用できるように。活用の幅は当初の想定以上に広がり、劇場業務の省力化や時間短縮につながっている。こうした業務環境の変化に、現場のスタッフからも高い評価が寄せられたという。
小坂様
これまでは事務所のデスクトップPCで行っていた業務も、ノートPCを持ってさまざまな場所で進められるようになりました。モバイルチケット認証機の無線化だけでなく、清掃業務やアルバイトスタッフ向けの研修でのタブレット利用など、活用の幅もどんどん広がっています。現場の業務が大きく変わり、より効率的に進められるようになったと感じます。
Wi-Fiの活用例
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モバイルチケット認証機の無線化
劇場入口のモバイルチケット認証機を無線接続に変更し、LANケーブルの断線や再敷設の負担を軽減。 -
座席清掃でのタブレット活用
利用された座席をタブレットで確認し、その周辺に絞って清掃することで作業時間を短縮。 -
スタッフ研修でのタブレット活用
タブレットで場所を選ばず研修動画を視聴できるようになり、スタッフの教育を円滑化。
内山様
導入した劇場からは、『便利になった』という声が次々と届き、想像以上の反響がありました。展開途中には、未導入の劇場から『うちの劇場はまだですか』と問い合わせが来るほどで、現場からの期待の大きさを実感しました。
また、劇場業務だけでなく、全劇場のネットワークを管理するITインフラ室の運用も効率化されたという。全国72劇場に導入したルーター、スイッチ、アクセスポイントを一つの管理画面から確認でき、各機器の稼働状況や接続端末、通信ログまで把握できるようになった。
菊池様
以前のように、機器ごとのIPアドレスを入力して、一つひとつ管理画面を開く必要がなくなりました。今はクラウド上の一つの画面から、各劇場の状況を細部まで確認できます。 どの拠点のどのアクセスポイントに、どの端末が接続しているか、端末が移動した際にどのアクセスポイントへローミングしたかまで追跡でき、ログも確認できます。劇場から接続状況やWi-Fiの電波について問い合わせがあった際も、すぐに原因を切り分けられるので、すごく便利です。
今後の展望:広がるWi-Fi活用。次なる劇場インフラの進化へ
今回のWi-Fi導入をきっかけに、劇場内での活用用途はさらに広がりつつある。新たな活用方法も検討しているという。
小坂様
当初はノートPCでの利用を中心に考えていましたが、導入後に『これもできる』『あれにも使える』と、活用の幅がどんどん広がってきました。今後は、サイネージの無線化や、冷蔵庫の温度管理などに用いるIoT機器の接続にも活用していきたいと考えています。
さらに、Ubiquitiが展開するネットワークカメラや入退室管理製品の活用も視野に入れているという。
小坂様
たとえば、入退室管理を全劇場で統一できれば、本社の社員が別の劇場を訪れた際にもスムーズに入れるようになります。カメラについても、防犯対策として活用できる場面があると考えています。こうした機器をUbiquiti製品で揃え、ネットワーク機器と同じ画面でまとめて管理できれば、運用もしやすくなると思います。今後、導入を検討していきたいです。
最後に、業務ネットワークの無線化を検討している企業様に向けたメッセージをいただいた。
菊池様
Wi-Fiはアクセスポイントを設置すれば使えますが、企業で業務利用するとなると、認証やセキュリティ、保守、運用管理まで含めて考える必要があります。Ubiquitiは、こうした企業利用に必要な機能を備え、複数拠点の機器や接続端末の状況も一つの画面から確認できます。それでいてライセンス費用がかからず、導入・運用コストも抑えられる。多拠点の業務ネットワークを無線化したい企業には、とてもおすすめできる製品だと思います。
小坂様
Wi-Fi環境を整備したことで、場所にとらわれず業務ができるようになり、現場の働き方は大きく変わりました。当初の想定以上に活用の幅も広がり、さまざまな業務の効率化につながっています。現場から喜びの声が届いたことも嬉しかったですし、これだけの効果を実感できたので、本当に導入して良かったと思っています。
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企業名
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TOHOシネマズ株式会社
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事業内容
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映画館の経営
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映画興行、イベント等の企画、実施、運営、管理及びチケット販売
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映画関連商品その他の物品の企画、製作及び販売
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軽飲食物の販売
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レストラン、喫茶店の経営
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広告代理業
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通信販売用ウェブサイトの運営及びインターネットを利用した通信販売
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インターネットを利用した情報等の配信に関する企画、製作、販売及び管理
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著作権その他の知的財産権の取得及び利用
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上記各号に付帯関連する一切の業務
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