• 製造業

株式会社モリタ東京製作所

ゼロトラストを見据えたSASE移行。少人数体制でも続けられるセキュアなネットワーク運用へ

株式会社モリタ東京製作所

デジタル推進係 主任 星 様

抱えていた課題

  • ネットワーク機器管理の属人化と少人数体制による運用負担の大きさから、見直しが必要な状況だった

  • 昨今のサイバー攻撃の激化に伴い、セキュリティ強化の必要性を感じていた

  • クラウド利用が進む中、災害時のアクセス手段がなくBCP上のリスクとなっていた

導入の効果

  • フルマネージドサービスにより、機器管理の属人化が解消され、更新・保守にかかる運用工数も大幅に削減

  • ゼロトラストに基づくネットワーク環境を構築し、セキュリティ体制を強化

  • クラウドへの安定したアクセス経路が確立され、災害時の業務継続性が向上

歯科用医療機器の製造・販売を中心に事業を展開し、人々の健康を支える株式会社モリタ東京製作所。同社では、フルマネージドSASE「Verona」を活用することで、ネットワーク運用負荷の軽減とセキュリティ強化を同時に実現しました。
今回は、デジタル推進係 主任の星様が抱えていた課題や、Verona導入の効果・活用方法についてお話を伺いました。

写真

モリタ東京製作所が製造・販売する診療ユニット「シグノ Tシリーズ」

見直しを迫られたネットワーク環境

Veronaの導入をご検討いただいた背景について教えてください。

検討のきっかけは、既存のVPNやFW機器の保守期限が迫っていたことです。機器管理業務が属人化していたため、保守期限やファームウェアの更新状況を十分に把握できていなかったうえ、少人数体制で日常業務と並行して運用を続けることが負担になっていたことからも、「これを機に見直す必要がある」と感じていました。

さらに、昨今のサイバー攻撃の高度化を背景に、経営層の中でもセキュリティ強化の必要性に対する認識が高まり、従来の境界型対策に加えて、ゼロトラストを意識した取り組みを進めたいと考えていました。

また、社外からのネットワークアクセスやクラウドサービスの利用が増えたことで、従来の構成では対応しきれない部分も出てきました。特に、災害発生時に物理拠点が被害を受けた場合、クラウド上のバックアップ環境へアクセスする手段がなく、BCPの観点でも改善が必要でした。

“無理なく続けられる”SASEを求めて──Veronaを選んだ決め手

数あるサービスの中から、Veronaを選ばれた決め手はなんですか?

まず大きかったのは「導入・運用の両面でコストが現実的だったこと」です。
比較検討していた海外のSASEソリューションは高額な投資や細かな設定が必要で「運用に手間がかかる」という話も聞いていたので、当社のように少人数の情報システム体制では、そうしたサービスを自前で運用していくのは負担が大きいと感じていました。
その点、Veronaはフルマネージドサービスで、日々の運用を任せられる安心感があります。
初期・月額の費用面だけでなく、運用にかかる人的コストを抑えられる点も大きなメリットでした。

海外SASEと国産SASE「Verona」比較図

もう一つの決め手は、「必要な機能を1つのサービスでまとめて実現できること」です。
VPNやFW機器のリプレイスに加え、ゼロトラストを意識したセキュリティ強化まで行おうとすると、通常は複数の製品を組み合わせる必要があり、構成が複雑化し、管理負荷も増えてしまう懸念がありました。
そこで、Veronaであれば、リモートアクセスからネットワークセキュリティ、アクセス制御などを一貫してカバーできるため、構成をシンプルにできると感じ、導入を決めました。

Verona構成図
難しいと思っていたSASE導入、想像以上に簡単!

ご導入前にはトライアルも実施いただきましたが、どのような印象を持たれましたか?

当初は、「SASE環境の構築=複雑な設計作業が必要」というイメージを持っていましたが、Veronaは推奨のセキュリティ設定があらかじめ用意されているなど、パラメータシートを記入して渡すだけで環境構築まで進めてもらえました。そのため想像していたよりも簡単に準備が整い、すぐにトライアルを始められた点はとても助かりました。期間も十分に設けていただいたため、社内の利用シーンに沿ってしっかり検証することができました。

また、検証中に出てきた疑問点についても、Veronaサポート窓口へ問い合わせるとすぐに回答をいただけて、サポート体制の手厚さを実感しました。
トライアル段階から安心して進められたことで、「これなら本番導入も問題なく進められそうだな」と思えました。

ご利用開始までの流れ

本番環境への導入プロセスはいかがでしたか?

導入時に特に助かったのは、既存環境を大きく変更する必要がなかったことです。
サービスによっては回線の入れ替えなど大掛かりな作業が必要になるケースもありますが、Veronaは既存回線をそのまま活用できたため、移行作業の負担を最小限に抑えることができました。

実際の切り替え作業もスムーズで、事前にいただいた手順書が分かりやすかったこともあり、想定より短期間で移行作業が完了しました。大きなトラブルなく、全体として非常にスムーズに進められた印象です。

Veronaで課題を一挙解決

Verona導入後、どのような変化を感じていますか?

導入後は、社内の利用者から「以前より使いやすくなった」「一度つなげば安定している」といった声が多く寄せられ、従来よりも快適に利用できるようになったと感じています。
速度などのパフォーマンス面の懸念も特になく、安心して日常業務に活用できています。

また、ファームウェアの更新や設定変更といった機器管理も任せられるようになり、細かな作業を都度自分たちで対応しなくてよくなった点は、運用面でかなり助かっています。

さらに、以前は災害時にクラウドのバックアップ環境へアクセスする手段がなく、BCPの観点で課題を抱えていましたが、Verona導入後はクラウドへ安全にアクセスできる経路が確保され、有事の際の業務継続性という面でも大きく改善しています

セキュリティ面では、ポリシーを一元的に管理できるようになった点が大きいです。
以前からVPN接続時に特定のIPアドレスへの通信を制限する運用は行っていましたが、アプリケーション単位での制御まではできていませんでした。
Verona導入後は、強制接続機能によりすべての通信がSASE経由となったことで、ユーザーごとにアプリケーションや社内リソースへの通信を制御できるようになりました。
あわせて、必要なログを確実に取得できる環境が整った点も大きなメリットです。

Veronaで取得しているログについて、どのように活用されていますか?

主にトラフィックログを確認しています。ネットワークの利用状況を把握したり、社内から問い合わせがあった際の原因切り分けに役立てています。
ログが比較的リアルタイムに反映されるため、タイムラグなく状況を把握できる点も便利だと感じています。

Veona Cloud Console
可視化から制御へ。Verona活用の次なるステップ

今後の活用イメージについてお聞かせください。

今後は、ログの分析に加えて、Webフィルタリングやアプリケーションコントロールといった機能も活用していきたいと考えています。

特にクラウドストレージについては、これまでは誰がどのサービスを使っているのか利用実態が見えにくい状況でした。Veronaのログを活用することでまずは現状を可視化し、その後は必要に応じて制御やルール整備にもつなげていけると期待しています。

最後に、同じくネットワーク運用に悩む企業へのメッセージをいただけますでしょうか。

Veronaは、コストに対して機能が充実しているメリットが大きく、費用対効果の高いサービスだと実感しています。
移行のしやすさやサポートの手厚さも含めて、とても使いやすいと感じており、非常におすすめできるサービスです。

事業内容

  • 歯科用医療機器

  • 医科用医療機器

  • 動物用医療機器の開発・製造販売

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