先輩たちの軌跡 ケース4の背景
先輩たちの軌跡 ケース4
MyLog Employee Interview
MyLog Case-04
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学生時代の
共同研究を通じて
入社を決意
#開発部
#2021年05月入社
#新卒
#東京工業大学博士課程修了
2021年に新卒として入社。開発部に配属され、自社サービス「ログマネジメントサービス ALog」の開発業務に従事する傍ら、「新しいログ分析手法」に関する論文を執筆、その研究成果を精力的に外部に発信する。

Interview01

入社を決めたきっかけは?

 入社の決め手は2つあります。
 1つ目は「研究開発への意識が高いこと」です。私は博士課程学生時代から網屋と共同研究をしていたおかげで、経営陣や開発メンバーの方々と議論する機会がありました。それを通じて当社が新しい技術を勉強したり、製品に取り入れたりすることに非常に積極的であることを知り、魅力的に思いました。
 2つ目は、「面白いデータを取り扱っていること」です。網屋の主力製品である「ALog」はあらゆるシステムのログを収集・分析するためのセキュリティ製品で、収集できるログには、社内メンバーの行動がすべて記録されています。これは個人情報であるためなかなか触れる機会がなく、網屋のようなセキュリティ企業だからこそ取り扱える、分析しがいのあるデータだと思います。以上の2つが、入社の決め手となりました。
入社を決めたきっかけ
研究開発への意識の高さ

Interview02

仕事内容・働き方について

 私が現在行っている主な仕事内容は「ALogの新機能開発」、「研究開発」、「ALogの保守対応」の3つです。
①ALogの新機能開発
大体3~5カ月程度の開発期間で、「ALog」の新しい機能を、C#やPythonを用いて実装します。追加する機能の要件定義から携わることができるので、自分の意見をしっかりと取り入れられる開発環境が整っています。私が以前担当した、リスクスコアリング機能に関する新規開発では、機械学習のアルゴリズム部分の実装だけでなく、より良いユーザー体験を目指したフロントエンドの実装にも関わることが出来ました。

②研究開発
最新の研究論文を社内向けに紹介したり、その調査から得た知見をどのように製品に取り入れるかを発表したりします。また他部署から挙がる製品に関する大小様々な問題について、新しい技術を用いて解決出来ないかをメンバーと話し合い、新製品や機能の開発を行っています。研究段階の技術を製品に落とし込むには様々なハードルがありますが、アカデミアでは味わえないやりがいを感じています。

③ALogの保守対応
ALogのサポートデスクでは、対応の出来ないユーザーからの問い合わせに関して、開発者の知見を活かして回答していきます。自分だけでは分からないことに関しては、ベテランメンバーに相談して回答するようにしているので、新しい知識獲得の機会としても活用できています。
やりがい

Interview03

やりがいは?

 「網屋にいるからこそ取り扱えるデータ」を分析して、新しい価値を創造していくことにもやりがいを感じています。学生時代は信号処理・機械学習分野の 理論的な研究をしていて、そこでは予め定義された数学的な問題に対してどのようなアプローチで解決するかを主軸に考えていました。しかし実際はそのような問題が予め分かっていることは 極めて稀で、抽象的な要望から具体的な問題を定義するというところから始めなくてはなりません。 今までに培ってきた知識をフル活用してクリティカルな問題定義を行い、それを自らの技術を用いて 解決出来た時の達成感はひとしおです。また、「ALog」で収集できるデータは産業的だけでなく学術的にも 価値のあるものであり、その分析結果は新しい研究成果になり得ます。
 それをまとめた論文が 国際会議や論文誌に採択されれば、網屋だけでなく個人の成果としても認められ、自らのキャリアアップにも 繋げることができます。私はこのような刺激的な環境で働けていることに満足感をもっています。

Interview04

今後の目標

 「最新技術を上手に活用した新製品開発」と「網屋での研究開発活動活発化」の2つです。
最新研究論文を調査して得た最新知識と自分のアイデアを組み合わせることで、世の中の問題を解決するだけでなく、新しいニーズを生み出すような新規製品の開発を行いたいです。「ALog」では膨大な量のログデータを収集・整形していますが、現状ではサイバーセキュリティ関連にしか活用できていません。
 ログデータは社員の全行動履歴なので、上手く分析すれば様々な業務効率の改善に繋げることができると考えています。これに併せて、研究開発チームの活動を今よりも活発化させるべく、最新研究論文調査や有名国際会議や・論文誌への投稿を積極的に行い、チームを牽引していきたいと考えています。
 現状チーム全体では、通常の開発業務と比べたときに、研究開発業務に対して多くの時間を割けているとは言えません。自分自身の研究発表を通じてその重要性を多くの人に感じてもらい、チームの士気を高めるだけでなく、 社内外に対して「網屋には優秀な研究開発チームがある」ということを伝えていきたいです。
今後の目標
新しいニーズを生み出す!

Private

Private

Interview05

趣味・休日の過ごし方は?

 最近は週末の朝、家の近くの公園までランニングをしています。高校生時代に陸上長距離部に所属していたこともあり、元々長い距離を走ることが好きなんです!朝の気持ちの良い空気を感じながらひと汗かくと、非常に良いリフレッシュになります。
 また、休日はまとまった時間が取れるので、数学書を読んだり最新研究論文を調査したりなど、インプットの時間としても活用しています。普段の業務とは直接関わりがないような分野でも、自分が直面している問題解決への思わぬヒントが隠れていることがあるため、このような時間は非常に重要であると考えています。
 インプットが終わったら、美味しいスコッチウイスキーで晩酌するのが大好きです。家の近くにとてもオシャレなウイスキーバーがあり、そこのマスターに色々な美味しいウイスキーを教えてもらっています。美味しいものを食べたり飲んだりすることで、また来週から頑張ろうと思うことができるので、いい原動力になっています。
「この人たちと一緒に働いてみたい!」
「私もこんなふうに働きたい!」と思ったら