2023.07.13
【導入事例公開】クラウドゼロトラスト「Verona」を採用し、全51の信用保証協会が使用する大規模VPN環境構築に成功(全国信用保証協会連合会様)
仮想プライベートゲートウェイ採用による、物理機器設置あり/なしのハイブリッド型ソフトウェアVPN導入事例
サイバーセキュリティ企業である株式会社網屋(東京都中央区 / 東証グロース:4258 / 以下、網屋)は、一般社団法人全国信用保証協会連合会(東京都千代田区/以下、全国信用保証協会連合会)に対し、クラウドゼロトラスト「Verona」を導入いたしました。

今回Veronaを導入したのは、全国信用保証協会連合会。全国51の信用保証協会を会員とし、協会活動を常日頃サポートするための各種事業を行っている団体です。今回の大規模VPN(Virtual Private Network)導入も、連合会と信用保証協会間で行っている、各種データの送受信やシステム利用をより速く・より安全にすることが目的でした。
導入にあたり最も大きな障壁となったのは、それぞれの信用保証協会が独立した組織であるという点。各信用保証協会のネットワーク構成も違えば、契約しているインターネット回線も異なりました。そこで全国信用保証協会連合会は、導入に際し既存環境への影響を及ぼすことが少ないソフトウエアタイプのVPNを中心に様々なサービスを比較検討。最終的に仮想プライベートゲートウェイによる環境構築が可能で、かつそれぞれに対して柔軟なセキュリティ設定を行う事が可能なクラウドゼロトラスト「Verona」が採用され、今回の導入に至りました。
抱えていた課題
- 全51の信用保証協会と連合会が共同利用できるVPN環境を構築したい
- 各信用保証協会と連合会はそれぞれ別組織で環境が異なる
- 全国各地に信用保証協会が存在しており、障害発生時の速やかな対応が叶うか心配
導入の効果
- 1,000クライアント超の大規模VPN環境の構築に成功
- 信用保証協会ごとに仮想プライベートゲートウェイを構築。既存環境にインパクトを与えることなく導入。
- 各信用保証協会から直接障害の問い合わせにも対応可。万全なサポート体制の構築に成功。
導入成功事例詳細はこちら
フルマネージドSASE
「Verona」は、ゼロトラストセキュリティを実現するクラウド管理型ゼロトラストサービスです。拠点間や自宅や外出先から社内環境へのプライベートアクセスと、安全なインターネットアクセスを提供するインターネットセキュリティの両面をカバー。場所を選ばない、統一されたネットワークセキュリティを実現します。また、クライアント端末やVPN機器の設定管理・運用・障害時の対応までを、ネットワークのプロフェッショナルがクラウドの管理画面からフルマネージ。運用効率の高さから、IT人材不足を課題としているお客様をはじめとした3,700社以上(※)の企業にご好評いただいております。
※導入実績の社数はVeronaを含む「Network All Cloud」シリーズ全体として記載しております。

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株式会社網屋について
『自動化で、誰もが安全を享受できる社会へ』。網屋は、セキュリティ製品・サービスの企画から販売までをワンストップで手掛ける、日本で数少ないサイバーセキュリティ企業です。AIテクノロジーやクラウドネットワークなどの独自技術による「セキュリティの自動化」を軸に、コンサルティングや構築、運用、教育まで、組織のセキュリティ対策を包括的に支援。すべての人がサイバー攻撃のターゲットとなる時代に、すべての人が高水準のセキュリティを受けられる社会を実現します。