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今回はALog ConVerter for EMCとResource Athleteをご導入頂いた背景について伺いました。
システム管理部課長代理
宗像 大 様
受付にて、宗像氏と経営企画部の緒方氏
宗像様
昨今のコンプライアンス対応で、ファイルサーバに格納されている重要情報や個人情報に対するログの取得が要件として挙がっており、監査でもそれを指摘されていました。
それまではログの管理やチェックがとても非効率でしたので、サーバのリプレイスにあわせて、ALogを導入しました。導入に際して海外製品も候補に挙がっていましたが、純国産製品でシェアNo.1であること、EMCの実績が豊富であること、そして何よりエージェントレスなので、ストレージソフトウェアに対する影響を心配する必要がないという点に魅力を感じ、ALogに決めました。
ALog を採用して良かった点はどこでしょう?
宗像様
アクセスログ検索システムのインターフェイスが直観的で非常に使い易いです。対象のファイルや操作内容を絞っての検索が簡単に出来るので、定期的なレポート出力に加え、各部門からの要望に応じてその都度必要なレポートを作成したり、意欲的な部門には検索システムのアカウントを発行して、自由にログを検索してもらったり、幅広く使っています。一番多いのは、紛失したファイルや、重要ファイルへのアクセス履歴に関するレポートです。
ファイルの操作履歴がALogで追えるようになったことで、ファイルが紛失した際の捜索や原因分析も簡単になり、システム管理部の負荷軽減にもつながっています。
Resource Athleteの活用例も教えていただけますか?
宗像様
ファイルリソースの可視化のために使っています。今までは、ファイルサーバのどの共有フォルダにどれだけのデータが入っているのかなどが全く見えていなかったので、Resource Athleteで可視化できて非常に便利になりました。他社の製品も比較検討しましたが、ALogと同じメーカーという点でResource Athleteに決めました。まだ実践できていませんが、ALogとResource Athleteを組み合わせて、フォルダーアクセス権の変更履歴をより詳細に把握したいと思っています。「いつ誰が変更したか」をALogで「どこをどう変更したか」をResource Athleteで確認する予定です。
また、当社では年に一回共有フォルダーの棚卸が必要なので、今後は「共有フォルダーの一覧」「フォルダーへのアクセス権一覧」「使われていないアカウント一覧」などをレポーティングして、棚卸に活用して行きます。
今度はぜひ棚卸のレポーティングについて詳しく取材させてください!本日は貴重なお話を有り難うございました。