KDDI様は、従来の広域イーサネットやIP-VPN型サービスとは異なる「広域仮想スイッチ」という新型ネットワーク「KDDI Wide Area Virtual Switch」を使ったデータセンターサービスを2013年2月に開始されました。
そのオプションとなるファイルサーバサービスに「ALog ConVerter for Windows」をご採用頂いています。

サービス企画本部 クラウドサービス
企画開発部 課長補佐
松本 健太郎 様
ALogをご選択いただいた背景や評価の決め手は?
松本様
私共はクラウドでサービスを提供する立場です。その中でファイルサーバサービスを提供するにあたり、ファイルアクセスログの取得がお客様からの要望として多くありました。とはいえ、Windows Serverの標準機能のイベントログでは、不要なログが多いため、ディスクの使用量が増加してしまいます。 そのため必要なログ情報だけを保存し、理解しやすいログ管理製品を探していたところ、 ALogがぴったりとニーズに適していました。お客様の中には既にオンプレミス環境でALogをご利用のお客様も多かったので、そこと連携できるという点も大きいです。
以前からお客様に『誤ってファイルを削除してしまった際に、誰がどんな操作をしていたのか事後追跡できるようにしてほしい』と言うご意見を頂いていました。それをALogで実現できたわけです。見やすい操作ログに変換してお客様に還元できるようになりました
【サービスイメージ図】

ALogを採用して良かった点はどこでしょう?
松本様
今回ALogを採用したことで、難解なイベントログではなく、分かりやすいアクセスログをお客様に提供できるようになりました。既にALogをご利用中のお客様が、弊社のファイルサービスで取得したログを、自社の環境で管理できる点も好評です。弊社サービスのログをお客様のALogにそのまま流し込めるという点は、他社のサービスと差別化ができ、優位性がありますね。
今後は、我々のようなクラウドサービス事業者ならではの要望も汲み取って、新しい機能を拡張して行って欲しいです。例えば、お客様ごとにALogの検索画面を使えるようになると良いと思います。
KDDI様という大手のクラウドサービスにALogを標準機能として組み込んで頂きまして誠にありがとう御座います。
最近クラウドサービスの機能に採用されることが多いので、代表的な事例として公開出来て、大変嬉しく思っております。
今後もKDDI様のご期待に応えられるよう、より一層の機能向上と品質向上に努めます!