社内でスタッフがサーバにアクセスした際に、操作ログを取得するためのログ管理ツールが必要となりました。また、クライアントからセキュリティ強化の一環として、データベースへのアクセス状況の把握を求められていました。

当初はWindows Serverの標準機能を利用したログ収集も検討したのですが、ログが分かりやすい、検索しやすい、レポートが容易と言った理由からALogの導入を決定しました。for SQL Serverは他社製品と比べ、SELECTやDELETEなどのテーブルに対する操作が分かりやすいことと、DB管理者の操作が記録できる点が良かったです。

また、ALogはログ管理製品のデファクトスタンダードになっているので安心感がありますし、社会的に認知されていることから信頼性が高く、監査において説得力があることが利点です。

検索システムが直感的で使いやすい点と、フリーワードで検索できる点が気に入っています。

また、不審なアクセスの検知にレポート機能を活用しており、ファイルサーバは『重要フォルダーへのアクセス履歴』『アクセスの多いファイル』『失敗及び夜間のアクセス』などを定期的にレポートしています。

DBのログは『バックアップ等の操作記録』や『業務時間外の個人情報データへのアクセス』をレポートし、DB管理者の不正な操作が無いかをデイリーで分析しています。セキュリティ要求の厳しいクライアント様と契約する際は、これらのレポートのサンプルを開示し、情報の管理を適切に実施していることを証明して安心して頂いています。

当社は、約1,300名の従業員に対して20名程の情報システム部員で対応していますが、ALogは少ない工数で、効率的に複数サーバのログを一元管理でき、アウトプットが非常に見易いのでとても助かっています。今後は、ALogを導入していることによる漏えいの抑止効果を期待しています。

当社は個人情報を扱っているため、セキュリティはやり過ぎるということはないと思っています。来期以降は、クラウド上のファイルサーバを監視する予定なので、ログ管理もクラウド上で行う計画です