株式会社技研製作所様は、建設のあるべき姿を実現させる新技術や新工法を創出し、世の中に提供する「新工法開発企業」です。
リモートアクセスサービス「V-Client」をはじめ、クラウド無線LAN「Hypersonix」、IT情報システム業務の代行 / 支援サービス「Running Supporter」をご導入いただきました。
この度、管理部 情報システム課 課長 山田俊則氏について、導入から利用状況にいたるまでお話をお伺いしました。

インタビューに応じていただいた
管理部 情報システム課 課長
山田俊則氏

無公害杭圧入引抜機「サイレントパイラーⓇ」

短期間で組み立て可能な駐輪場も提供
状況について教えてください。
以前からテレワークは進めており、一部業務は可能になっていましたが、業務によってはセキュリティや作業効率、コストに課題があり、多くのスタッフがテレワークができない状態でした。しかし、新型コロナウイルス感染症を拡大させないために、直ぐに全員基本在宅勤務を可能にするよう検討を一気に進めました。
元々、リモートアクセスソフトは導入されていたというお話ですが、なぜ弊社の「V-Client」に切り替えていただけたのでしょう?
そうですね、以前は海外製のリモートアクセスソフトを利用していました。用途としては主に、海外含む各拠点から、本社の基幹システムの利用やファイル共有をするためです。以前も、接続自体は問題がなかったのですが、サポートが難点でしたね。海外製品ということもあり、国内の購入先から海外のメーカーに問い合わせるのですが、返答が非常に遅く、当社の求めるスピード感に合致しませんでした。同時接続できるクライアント数を増やしたかっただけなのですが、そのたびに都度時間がかかってしまって......。
そこで、改めて「サポート力」と考えた時に、やっぱり網屋さんだな、と。以前から情報システム業務を一部代行していただいており、サポート力は信頼していたので。自社(国産)のリモートアクセスサービスという安心感もあって、V-Clientを導入することにしました。
実際に「V-Client」を導入してみていかがですか?
サポートについては言わずもがなです。問題や課題があれば都度スムーズにご対応いただいており、非常に満足しています。
その他で特に助かってるのは、各端末の利用状況の確認や設定変更が、クラウド経由でできる点ですね。
これは「V-Client」に限らず、無線LAN「Hypersonix」でも同様なのですが、国内外の各拠点に出向かなくても、本社からクラウド経由で一括管理できます。
例えば、当社では近年タブレットの利用が急増していますが、その際、以前であれば証明書発行に専用サーバを立てる必要がありました。しかしV-Clientはその必要がなく、クラウド管理画面から証明書の配布ができるため、非常に効率的であると感じています。
「V-Client」の他、以前からご利用いただいている網屋製品のご感想もお聞かせください。まずは、クラウド無線LAN「Hypersonix」についていかがでしょうか?
Hypersonix導入以前、無線LANについては、コンシューマー向けのアクセスポイントを各拠点に設置し利用していました。各拠点の担当者が設定変更を行っていたのですが、担当によってリテラシーにもばらつきがあり、セキュリティ面の不安や、問い合わせを受ける本社サポートメンバーの負荷が問題になっていました。
Hypersonix導入後は、不安も負荷も大幅に軽減されましたね。先ほども触れましたが、クラウド経由で各拠点の設定を集中管理できるため、作業効率があがり、管理レベルも高水準で統一できます。セキュリティ面も満足しています。例えば、2つのSSIDをそれぞれ従業員用とお客様用に分けて利用することができたり、MACアドレスごとにクライアンのアクセス制御が行えたり、という点ですね。
情報システム部のサポート支援サービス「Running Supporter」についても導入背景と効果をお聞かせいただけますか?
当社の情報システム部門は高知に拠点を置いており、他拠点で発生するネットワーク障害へのサポート体制が課題でした。そこで、東京本社のネットワーク構築の実績があり信頼していた網屋さんに相談し、こちらのサービス導入を決めました。
IT業務のプロとして様々な対応策を検討し、ご提案いただけるので助かっています。
今後は、全社員を対象にしたテレワークの環境構築が必要になるので、引き続き網屋さんにお願いしようと考えています。

デバイスをクラウドから一括管理