株式会社オールライフメイト様は、東京都内を中心に介護付有料老人ホーム「グレースメイト」を運営する企業。
今回、情報システム部 主任 相澤 友徳 様にクラウド無線LAN「Hpyersonix」の導入についてお話を伺いしました。

インタビューに応じていただいた
相澤 友徳 様
Hypersonix導入には、どのような背景があったのでしょうか。
入居者様に、より快適に過ごしていただくため、医療・介護向けシステムを刷新することになりました。医療・介護向けシステムであるナースコールシステムや介護記録システムなどを連携するには、Wi-Fi環境が欠かせません。そのため、当社が運営している介護施設にWi-Fiを導入する必要がでてきて、導入に至りました。
医療・介護向けシステムに求められるWi-Fi環境とは、どのようなものでしょうか。
通信が途切れない可用性、複数台同時接続に耐えうること、そして管理のしやすさですね。Hypersonix導入前は、コンシューマ向けの一般的な無線アクセスポイント(以下、無線AP)をスタッフルームのみ利用していました。しかし、新しく導入する複数の医療・介護システムの機器は、メーカーも様々で、帯域制限など接続条件も細かく指定されていることもあり、とてもコンシューマ向けの無線APでは対応できません。また命を見守るシステムということもあり、通信が途切れたりすることは絶対に許されません。Hypersonixは当社が求める必須要件をすべてを満たす数少ない製品でした。
導入後の感想をお聞かせください。
クラウド上の管理画面から、各拠点すべての無線APを管理できる点が非常に便利でした。遠隔地にいながら、アクセスが不安定になっている無線APを知ることができるので、通信が途切れる前に手を打てます。また、5GHzと2.5GHzの帯域を使い分けができる点も、とても実用的でした。スタッフ同士のコミュニケーションツールとして、Wi-Fi対応のインカムを導入しました。 Hypersonixは、帯域毎に利用デバイスを指定できるので、見守り系のシステムに影響を与えることなく業務系のシステムを使うことができています。サポートに関してですが、現状、コンサルも含めて1次サポートは日本通信ネットワーク(以下、NTN)様にお願いしているのですが、NTN様から、網屋さんは、情報システム全般をサポートするサービスを提供していることもあり、Wi-Fi環境についてだけではなく、見守り系のシステム全体を理解された上で、様々な相談に乗っていただけると聞いております。これも、Hypersonixを採用して良かったと思える、重要なポイントです。
今後の展望などがございましたらお教えください。
生体センサーを使用したシステムなど様々な新サービスの導入を検討しています。そのためには安定したWi-Fiの存在は不可欠です。将来的には帯域を分け入居者様に自由にWi-Fiをご利用いただくことも視野に入れ、さらなるサービス拡充に努めていきたいと考えています。
