文化の改革。その一翼を担うクラウド無線LAN。

導入事例一覧へ

株式会社 セゾン情報システムズ様掲載日:

2017年11月のオフィス移転をきっかけにフリーアドレス化に舵を切ったセゾン情報システムズ様。同社はカードシステム事業や、流通・ITソリューション事業、データ連携基盤ソフトウェアを開発するHULFT事業の3つの事業体で成り立っています。同社のありたい姿を通して、なぜフリーアドレスを採用したのか、セキュリティに厳しい同社がクラウド無線LAN化したのか、背景と取り組みについてお話を伺いました。

時間と場所を選ばない 働き方

まず、働き方改革を積極的に進めることになった経緯をお聞かせいただけますか?

『我々の目指す姿は、社員一人ひとりが生き生きと働く職場環境を通して、イノベーションを生むような企業風土・文化を醸成させたいと考えています。そう考えた時に、「働き方改革」の主人公はだれか? ということです。
企業側にとって、一方的に都合の良い「働かせ改革」を実現したいわけではなく、働く社員一人ひとりがどうしたいのか? 自分自身のありたい姿、期待される姿、今できることのギャップを考え、そのギャップを乗り越えられるように、そして、生き方と同じように、自分なりの働き方を選択できるような環境を整備することが大切だと考えています。
そして、時間と場所を選ばない働き方とは何かと考えるようになりました。』

フリーアドレス化に踏み切ったのは、どのような理由からですか?

『かつて、我々の目指す道と違う景色がありました。まさに、「時間と場所に縛られた選択肢のない働き方」だったのです。
例えば、移転前のオフィスでは、同じフロアでもエレベーターホールを中心に南北が分断されておりました。また、異なるフロアも同様にエレベーターで分断されており、セクショナリズムを生む一つの要因になっていました。部門をまたいだ人の交流やコミュニケーションが希薄な状態だったのです。
また、座席についても、ラインを中心とした固定席となっており、ヒエラルキーを強調する要因の一つになっておりました。
例えば、指示命令が中心で、社員の困りごとの相談や、問題をエスカレーションしづらい状況だったのです。そして、今すぐ打合せしたいと思っても、会議室はいつも満席で、会議室都合で意思決定判断が先送りになることもありました。社内と社外が分断されており、外出先で社内業務をすることができないために、わざわざ社内に戻ってくる必要がありました。勤務時間も固定で出勤が必要な制度でした。

つまり、「時間と場所を選ばない働き方」を実現させるということは、①セクショナリズムとヒエラルキー文化からの脱却、②そして、信頼と安心できる人との関わりを通して、自由で柔軟な発想による競争優位のアイデア創出が可能か、そして、③社員が楽しんで取り組めているかを実現させる1つの選択肢であったのです。』

変化とスピードに 耐えられる

フリーアドレスを支える無線LAN。 どのようなところを重視されていたのでしょうか?

『フリーアドレスと固定席の大きな違いは、だれが今どこにいるのか、連絡手段やコミュニケーションをどうするかでした。今すぐいつでも連絡がとれる環境であること、利用するデバイスを持ち運びできること、そしてBYODの利用でした。

そう考えた時に、デバイス面、コミュニケーション基盤、通信環境(無線LAN)が必須の要素となりました。

無線LANを選定するうえでの決め手は、「変化とスピードに耐えられること、セキュリティ、そしてコストの3点です」。

当時アメリカの無線LANの市場を調査したところ、小売業を中心にクラウド無線LANが爆発的に増えている。そして、日本市場においても小売業を中心に広まりつつあるということがわかりました。
小売業での広がったポイントはIoTデータとして店舗に訪れるお客様の無線LAN利用を通したデータ収集だと思いましたので、変化とスピードに耐えられること、そしてコストという意味でニーズを満たしていました。
しかし、当初は我々が求めるセキュリティレベルにないという判断でした。』

数あるクラウド無線LANの中から当社を選択した理由はなんですか?

『やはり信頼関係だと思います。初めにお会いした時に感じたことですが、我々が目指している方向性、そして現状の困りごとについて相談した時に、傾聴頂けたこと、そして自分事として何ができて何ができないかを、歯に衣着せぬ物言いで正直に接してくれたこと、そして、何かあった時でも何とかすると言う強い覚悟を感じたことです。共に歩んでいける信頼関係を構築できるパートナーであることが最も大事なことだと思いました。
お互い信頼できる関係でなければ、成功することは難しいということを体感的にわかっていましたので心強い限りでした。

そして、懸案となっていたセキュリティレベルについても、当社の要件に十分満足する選択肢があることがわかりました。もし、初めの調査の段階の判断でやめていたらと思うと恐ろしくなります。
だからこそ、大事なことは、まず自分たちで触ってみて強みと弱みを体感として理解すること、そして専門家としての知見を頂くことであろうかと思います。
もちろん、そこには信頼があったからこそと言えるでしょう。実際問い合わせから稼働開始まで1ヵ月という最短最速での導入が可能となりました。

最後に、オンプレミスを導入することを考えればクラウド無線LANは相当リーズナブルですし、何よりも我々のリソースを運用維持から解放し戦略的ITへリソースを割くきっかけになったことを考えると、一石多鳥であったように思います。
このたびは本当にありがとうございました。本社移転が問題なく無事迎えられたのも皆様のおかげだと感謝しております。今後ともよろしくお願い致します。』

情報システム部 部長 高橋 秀治氏

ミーティングスペース。中央部分の椅子や机にはキャスターが付いていて、レイアウト変更も容易に行える。

フロアの中心には上下階をつなぐ階段が設置されており、絶えず人が往来している。

ワーキングスペース。この他にも、ファミレスの様なボックス型や完全個室のスペース等がある。

バリスタ常駐のカフェコーナー。社外の人との打ち合わせにも利用できる。

株式会社 セゾン情報システムズ

設立

1970年9月1日

年間売上

310億2,469万円(2017年3月期 連結)
279億4,829万円(2017年3月期 個別)

社員

1,195名(2017年3月末現在 連結)
666名(2017年3月末現在 個別)

事業内容

カードシステム事業、流通ITソリューション事業、HULFT事業

URL

http://home.saison.co.jp/

株式会社 セゾン情報システムズ 様の導入事例をPDF形式でダウンロードいただけます。

導入事例ダウンロード
導入事例一覧へ